映画『オッペンハイマー』が2024年に日本公開決定
日本での配給を担う「ビターズ・エンド」が異例の声明を発表
現代映画界の巨匠 クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)監督による映画『オッペンハイマー』が、2024年に日本で公開されることが正式に決定した。
本作は原子爆弾の開発に関わった科学者J・ロバート・オッペンハイマー(J. Robert Oppenheimer)の知られざる人生を、IMAX撮影で描き出す問題作。米国では既に今年7月に公開され、現在の世界興行収入は9億5,000万ドル(約1,380億円)を超える大ヒット作となっている。長らく日本での公開が待たれていたが、本日12月7日(木)付けで日本での配給を担う「ビターズ・エンド」が以下のような公式声明を発表した。「弊社ビターズ・エンドは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を2024年、日本公開いたします。本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定いたしました。作品を観た上で、クリストファー・ノーラン監督の手による、伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映画体験には、大スクリーンでの鑑賞が相応しいと考えております。日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作を御覧いただけますと幸いです」
なお、本作の具体的な公開時期や配給規模などは決定次第、公式サイトで発表される予定だ。