©SAINT Mxxxxxx から伝説のロックバンド Pay money To my Pain とのコラボカプセルが発売
ベースのT$UYO$HIと細川雄太にミニインタビューを実施
細川雄太とカリ・デウィット(Cali DeWitt)による〈©SAINT M××××××(セント マイケル)〉から、2024年春夏コレクションの第1弾が1月13日(土)発売。今回のドロップには、伝説のロックバンド Pay money To my Pain(ペイ・マネー・トゥー・マイ・ペイン)とのコラボレーションも含まれる。
ボーカル:K、ギター:PABLO、ベース:T$UYO$HI、ドラム:ZAXから成るPay money To my Pain。2006年にEP『Drop of INK』でメジャーデビューした同バンドは、Crossfaith、ONE OK ROCK、coldrainなどワールドワイドに活動するバンドに大きな影響を与え、日本のラウドロック・シーンの礎を築くも、2012年12月にKが急死してしまい、その活動を停止。〈©SAINT M××××××〉とのコラボレーションは、今回発売されるフーディ(69,300円/税込)に加えて、ロングスリーブTシャツとTシャツ(後日リリース)の計3型が登場する(※PTPコラボの購入者にはスペシャルなステッカーもプレゼント)。第1弾リリースにあわせて、現在はThe BONEZのメンバーでもあるT$UYO$HIと細川雄太にミニインタビューを実施。コラボレーションに至った経緯を中心に両者の交友関係などを訊いた。
Hypebeast:知り合ったきっかけは?
細川(以下、H):1年半くらい前の©SAINT Mxxxxxxの展示会で共通の知り合いと来ていただいたのが最初ですね。
T$UYO$HI(以下、T):音楽と同じくらい洋服が好きなので、©SAINT Mxxxxxxの服もショップで買ってたんですが、今The BONEZの映像やってるユータローって友達に展示会に連れて行ってもらってからですね。
仲良くなったエピソードなどがありましたら教えてください。
H:T$UYO$HIくんから色々LINEをもらったり、ライブに招待していただいて仲良くなって行きました。
T:展示会でお会いして以降、このレコードがオススメですよとかのやりとりはしてたんすけど、2023年の3月にPUNK SPRINGっていうフェスがあって。その前日にROCK ROCKっていうバーで©SAINT Mxxxxxxチームの3人と初めて一緒に朝まで飲んで盛り上がったんすよ。俺はホテルに帰る途中にチャリンコに轢かれるわ、翌日は鬼の二日酔いの中でライブしたんだけど(笑)。細川くん達はそのライブにガツーンときたみたいで、そこから一気に仲良くなりましたね。毎月会ってるし、しょっちゅうLINEしてるんで、俺の嫁さんは細川君の事をもはや彼女だと言ってます(笑)。そんなエピソードもあって今回2人のツーショット撮影はROCK ROCKでしました。カメラマンも細川君と一緒に遊んでる仲間です。
コラボレーションをやることになった経緯を教えてください。
H:T$UYO$HIくんに声をかけていただいて、The BONEZのライブを観てかっこいいって思って、PTPをその後に知ってコラボレーションすることになりました。根っこはかっこいいからやった、それだけです。あとPTPもそうですがThe BONEZのメンバーも人が最高で。ただKくんとは会えなかったのが残念です。
T:The BONEZをやる前にやっていたPTPのバンドのドキュメンタリー映画『SUNRISE TO SUNSET』が2023年秋に公開される事が決まってたんで、その記念の企画として「日本人バンド初コラボってことで©SAINT MxxxxxxとPTPの洋服とかやれないすかね?」ってダメ元でラブコールをしたら、「展示会に間に合うかわからないけど……」って割とすぐにロンTのサンプルを作ってきてくれたんですよ!「うおーカッケー!!」って盛り上がった勢いで、「いやー、これパーカーもあったら最高だなぁ……」って言ったら、しばらくしてパーカもデザインしてくれて(笑)。最終的にはTシャツまで作ってくれたという……。とんでもないスピード感で物事が進んでいった、夢のような本当の話です。
今回のコラボレーションアイテムで、特にこだわったポイントは?
H:PTPのドキュメンタリー映画を観て、Kくんは命を燃やしきって生きた人だなって率直に思いました。それをデザインに入れられないかと考えてデザインを作っていきました。
T:これは洋服の部分に関しては細川君に聞いた方がいいと思うので、俺的にはコラボアイテム買うと付いてくるステッカーですね。ステッカーの裏にQRコードがついていて、アクセスするとPTPのSpotify(スポティファイ)やApple Music(アップルミュージック)のページに飛ぶんですよ。俺らのバンドを知らずに単純に©SAINT Mxxxxxxを好きで服を買った人に、アクセスして音楽を知ってもらえたらいいなぁって。©SAINT Mxxxxxxは世界中で発売されてるじゃないすか。俺たちはワールドツアーとか出来なかったバンドけど、©SAINT MxxxxxxがきっかけでPTPっていう音楽、Kというボーカリストがいた事を世界中の人に知ってもらえたら嬉しいなぁと。これは細川君だけでなく、協力してくれた©SAINT Mxxxxxxチームの皆様に本当に感謝です。
今回のコラボレーションアイテムで、特にお気に入りのアイテムは?
H:ロンTが大好きです!
T:全部好きだけど、敢えてあげるなら、同じく一番最初にデザインがあがったロンTですね!サンプル出来てすぐに京都大作戦っていう夏フェスで着たんですけど、「え!それ何!?どういうこと!?」って周りの洋服好きな奴らは速攻で反応してました。
T$UYO$HIさんは、©SAINT Mxxxxxxの魅力はどうお考えですか?
T:音楽が好きっていうのが伝わってくるデザインはもちろんなんですけど、やっぱり加工ですかね。こだわり具合がハンパないです。それと同時にブランドのチームの感じが自分達のバンドに似てる感じがして。洋服だけじゃなく携わってる人達の人間性も大好きです。