『NARUTO-ナルト-』のハリウッド実写映画化プロジェクトについに進展あり
8年の月日を経て、ついに脚本家が決定
2015年、『週刊少年ジャンプ』での連載が終了する直前に発表された、岸本斉史による人気漫画『NARUTO-ナルト-』のハリウッド実写映画化。8年の月日を経て、どうやらこのプロジェクトに動きがあったようだ。
当時、『ハンガー・ゲーム』シリーズをはじめ、『キック・アス』『ラ・ラ・ランド』などを手掛ける「ライオンズ・ゲート」が製作を手掛け、監督に『グレイテスト・ショーマン』で知られるマイケル・グレイシー(Michael Gracey)、プロデューサーに『スパイダーマン』シリーズの立役者であるアヴィ・アラッド(Avi Arad)を起用し、ハリウッドで実写映画化すると伝えられていた『NARUTO-ナルト-』。豪華メンバーによる実写化に大きな注目を浴びたものの、その後、同プロジェクトに関する進展はなかった。
そんななか、米『Variety』は、“2023年注目の脚本家10人”という記事において、『レッドソニア』の映画化やゲーム『トゥームレイダー』のアニメ版を手掛けるターシャ・フオ(Tasha Huo)が『NARUTO-ナルト-』の脚本を務めると報道。ターシャ・フオは、同記事のなかで「象徴的なキャラクターやIPを採用すると、執筆が容易になります。なぜなら、執筆への情熱が既にそこにあるからです」とコメント。さらに「私はこれらのキャラクターたちから既にかなりインスピレーションを得ているので、彼らの旅の一部を取り上げて、いちファンとしての私にアピールするような方法でその楽しい物語を伝えようとすることはワクワクします」と語っている。
8年にわたって進展がなかったため、今後同プロジェクトが順調に進んでいくかどうかは、現時点で確証が持てないが、昨今のアニメ実写映画化が軒並み成功していることを踏まえると、早めに完成する可能性もなきにしもあらず。気になる方は、引き続き首を長くして待っておこう。