ウィルキンソンと STARBASE が KOMOREBI をフィーチャーした新プロジェクトをローンチ
マット・キャブプロデュースによる新曲 “LOVE ME KILL ME”のPVから一日限りのスペシャルイベントまで、プロジェクトの歩みを振り返る
「アサヒ飲料」の展開する炭酸水/炭酸飲料ブランド ウィルキンソン(WILKINSON)が東京を拠点とするクリエイティブエージェンシー「STARBASE」とタッグを組み、新たなブランディングプロジェクトをローンチした。
両者は昨年にも“Natural High Tension”と題したプロジェクトを実施し、モデル兼俳優のseidai、今もっとも“BUZZ”を生み出す音楽プロデューサー/ミュージシャンとして知られるマット・キャブ(Matt Cab)、フォトグラファー兼ビデオグラファー GAKUで映像を制作。この映像が公開されると同時に『Instagram』や『TikTok』などのSNS上で大きな話題となり、瞬く間に拡散されることに。また、このプロジェクトに関連したオリジナルグッズを制作、2022年4月8日から13日にかけて『渋谷PARCO』で開催された“YEN TOWN MARKET POPUP”でギフティングを行い、大盛況を博した。
今年はモデル事務所「STANFORD」に所属するモデルたち、MC SAM、MAXI、YUTA、MATHEUS、DJ OTAの5人で結成された4MC & 1DJのヒップホップユニット KOMOREBI(コモレビ)をフィーチャーし、“Music”、“Gifting”、“Event”の各カテゴリーで魅力的なコンテンツを展開。まずマット・キャブをプロデューサーに迎え、新曲 “LOVE ME KILL ME”を制作。マットはこの楽曲について、以下のように語る。「“LOVE ME KILL ME”は、KOMOREBIメンバーと初めて会った時の若くて生き生きとしたエネルギーを感じたスタジオで生まれました。懐かしくもあり、彼らの新鮮な躍動感を詰め込んだ作品です。自分が中学・高校生時代にインスパイアされたblink-182のようなバンドのロック・サウンドに挑戦したのも楽しかったです」。そして映画やCMなどで活躍する映像作家/写真家・柿本ケンサクをディレクターに起用し、同楽曲のPVを撮り下ろした。
このムービーには、KOMOREBIのメンバーたちはもちろん、若い女性から圧倒的な支持を集めるモデル 花山瑞貴も出演。爽快感/疾走感がどこかウィルキンソンの世界観とマッチするこの楽曲のPVはほろ苦い青春の1ページをスタリッシュに切り取り、彼ららしい世界観のムービーに仕上がった。また、制作の舞台裏を捉えた“Behind The Scenes”も公開中。全ての撮影を終え、柿本監督に「若さだけではない、彼らのエネルギーのつながりに嫉妬を通り越して憧れます。もはや、KOMOREBIのファンです」とまで言わしめた彼らの魅力を堪能してほしい。
また、本プロジェクトの取り組みのひとつとして、モデルとして活躍するせいらを起用したBUZZ MOVIEも公開。Z世代を中心に絶大な支持を得る彼女は、根っからの“ウィルキンソン ラバー”だという。この動画は普段からウィルキンソンを愛飲してる人物を起用することで、彼らのフォロワーに単純なブランド広告ではなく、純粋に好きだということを伝え、自然にウィルキンソンのファンになってもらうことを意図している。
そして12月6日(水)、本プロジェクトのローンチを記念し、1日限りのスペシャルイベントが東京・渋谷『TRUNK(HOTEL) CAT STREET』にて開催された。このイベントではプロジェクトのテーマである“Music”を中心に据え、来場者にさまざまな“Gifting”を行い、その世界観を“Event”としてオーディエンスと共有した。会場では、来場者先着300名に今回のイベントでしか手に入れることのできない缶バッジ、90年代を代表する短冊型のパッケージに封入された“LOVE ME KILL ME”の8cm CDを配布。さらに、事前に招待を受けた100名のゲストには、本プロジェクトのために制作されたウィルキンソンのロゴの入りフーディやスウェット、Tシャツ、カップ、キーチェーン、トートバッグといったオリジナルアイテムのギフティングも実施。なお、全てのアイテムはイベント限定配布のため販売はされていないが、ゲストからは「購入したい!」という声も多く寄せられたようだ。
イベントのメインコンテンツでもあるKOMOREBIのライブでは、新曲 “LOVE ME KILL ME”を含む3曲を披露。ライブ中にはメンバーの「みんなウィルキンソン飲んでるー!?」のMCに応答するかたちで、観客/出演者全体で乾杯するシーンも。さらにゲストからの熱狂的なアンコールにも応え、エネルギッシュなパフォーマンスで会場の盛り上がりは最高潮に。その他にも、会場内に設けられたフォトブースでの撮影や、DJによる選曲を楽しみながらゲスト同士で交流を深めるなど、終始賑やかなムードに包まれた。最終的に約400人以上ものゲストが来場し、イベントは大盛況で幕を閉じた。
本プロジェクトのクリエイティブプロデューサーは、「プロジェクトの趣旨を発信するにはイベントを行うことが一番(消費者に)伝わりやすいだろう」と企画当初から開催を視野に入れていたようだ。また、コロナ明けからのここ数年で企業やブランドの主催するイベントが多数開催されていることに対し、「インフルエンサーを集め、KPIを確保することに注力してしまい、本来の趣旨である“イベントを楽しむこと”からずれている企画が多い」と日々感じていたという。そして彼はKOMOREBIチームと話し合いを重ね、来場するゲストが“イベント自体を楽しんでくれる”ことを前提に、プロジェクトを進行。その結果、若いタレントやメンバーの友人などが自然と集まることに。また、ゲストにSNSアップの縛りを設けないことで、参加者が純粋にイベント自体を楽しめるようになり、むしろSNSでの拡散が活性化したようだ。このイベントを皮切りに、ウィルキンソンx「STARBASE」による共同プロジェクトの今後の展開にもぜひ注目してほしい。