カニエ・ウェストが過去の反ユダヤ主義的発言について謝罪文を発表
ユダヤ人コミュニティに向けてヘブライ語で投稿
カニエ・ウェスト(Kanye West)改めYe(イェ)が、過去の反ユダヤ主義的発言に関してヘブライ語で書かれた謝罪文を、自身のSNSを通して発表した。
多くの方がご存知の通り、彼は昨年反ユダヤ主義的メッセージをSNSを通して発信したことが問題となり、長年パートナーシップを結んでいた〈adidas(アディダス)〉や〈GAP(ギャップ)〉との契約が解消に。その後他の企業もカニエとの関係を断ち切り、さらに彼の周辺にいた人物も次々と離れていった。直近では、今年の12月15日に米ラスベガスで開催されたタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)とのコラボLP『Vultures』のリスニングイベントの後、SNS上で多くの批判を浴びている。その理由は、アルバムのタイトル曲の歌詞の中に「俺が反ユダヤ主義者だって? 俺はユダヤ人とファックしただけだ」という一説があったからだという。
今回投稿された謝罪文には「私が予期せず暴言を吐いてしまったことについて、ユダヤ人コミュニティに心から謝罪します。傷つけるつもりも、無礼な態度をとるつもりもありませんでした。私が(あなたたちに)苦痛を与えてしまったかもしれないことを深く反省しています」と綴られており、「この経験から学び、より感受性や理解を深めていくことを約束します」と締め括られている。
— ye (@kanyewest) December 26, 2023